家庭用脱毛器ケノンの徹底解説

現在、美容業界で大きなシェアを誇っている家庭用脱毛器といえば、エムロック社の「ケノン」です。

 

家庭用脱毛器の購入を検討した方であれば、一度は商品名を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

ケノンの基本的な使い方や効果、使ってはいけない部位などの注意点などについて紹介します。あわせて、ケノンでひげ脱毛する方法や、オプションの美顔機能のしくみについても解説します。

 

ケノンの購入を考えている方、興味のある方、参考になさってください。

 

 

 

ケノンの脱毛はエステサロンと同じ方式

家庭用脱毛器ケノンの脱毛方式は光脱毛。これは脱毛サロンやエステで採用されているのと同じ方式です。

 

光脱毛は、強い白色光を照射してムダ毛のメラニン色素を熱し、その熱で毛根を焼いて脱毛させます。

 

毛を作り出している毛根そのものにダメージを与えるため、剃ったり、抜いたりするよりも脱毛の効果が持続します。また、くり返し処理していくうちに、徐々にムダ毛が生えなくなっていくという効果も期待できます(個人差があります)。

 

 

ケノンの使い方。どのくらいの周期で使う? 使えない部位は?

ケノンの使い方

ケノンの使い方はとてもシンプル。実際にケノンを使って脱毛するときの手順を紹介します。

 

脱毛する部分の毛を剃っておく

ムダ毛が伸びている状態だと、ライトが毛にさえぎられてしまい、毛根にうまく届きません。ムダ毛を短くカットすることで毛根に熱が集中し、脱毛効果を高めることができます。

 

ケノンを使う直前に剃ってもよいのですが、かみそりやシェーバーは肌に細かい傷がつくので、その状態で脱毛ライトを当てると熱で傷が悪化するリスクがあります。できれば前日までに剃っておくようにしましょう。

 

患部を冷やす

脱毛する直前に患部をアイスバッグなどで冷やします。冷やしておくことで痛みを感じづらくなりますし、火傷のリスクも抑えることができます。

 

特に高出力で脱毛を行う場合は、必ず冷やすようにしましょう。

 

ケノンでムダ毛を処理する

電源を入れ、本体に接続されたハンドピースにカートリッジを装着します。

 

カートリッジは脱毛用と美顔用がありますが、どのカートリッジが装着されているかは本体が自動で認識し、本体のディスプレイに表示しますので、間違う心配はないでしょう。

 

ディスプレイを見ながら、ショットの強さや連射の回数など、操作の設定を行います。ちなみに、連射回数が多くなると処理時の痛みが軽減されます。

 

このとき、カートリッジの使用回数の残数が表示されますので、毎回チェックしておきましょう。使おうと思ったらカートリッジ切れだった、という事態を予防することができます。

 

カートリッジの照射口を患部に当て、ボタンを押して照射します。照射のあと、2.5〜5秒くらい充電時間が必要です。充電完了の表示が出たら、同じように照射してください。

 

ケノンには自動照射モードもあり、これは患部に照射口を当てると、それをカートリッジが感知して自動でライトが照射されます。

 

充電を待ったり、ボタンを押す手間が要らないため、楽に処理ができます。ただし、充電時間は少し長くなります。

 

照射後はじょじょに毛根が弱り、数日たつと自然に抜け落ちます。

 

 

ケノンは何日おきに使用すればいい?

メーカー側では、2週間に1回の周期で使用することを推奨しています。

 

これは主にふたつの理由があります。

 

  • 光脱毛はムダ毛と同時に肌にも熱によるダメージが加わるため、肌のコンディションを整える期間が必要。
  • 休止期に入っているムダ毛が伸びてきた頃に照射することができる。

 

人の体毛は、成長期と休止期のサイクルをくり返しています。

 

前述のように、光脱毛は毛根を熱して脱毛させる方法ですが、休止期に入っているムダ毛は毛根が活動していないため、照射しても脱毛効果はありません。

 

2週間くらい待つと、休止期だったムダ毛がちょうど活動期に入るので、効率よく脱毛することができるわけです。

 

処理をくり返してムダ毛が薄くなってきたら、1ヵ月に1回や、2〜3ヵ月に1回の使用でも、ツルスベ状態をキープすることができるようになります。

 

ケノンを使用する周期

 

生理のときは、終わってから1週間はようすを見ましょう

生理の前後は、ホルモンの分泌が不安定になるため、肌のコンディションも敏感になっています。生理のときは肌荒れしやすい、という方も多いですよね。

 

光脱毛は毛穴に高熱が加わる処理方法ですから、乾燥したり、湿疹ができたりなど、、思わぬ肌トラブルが起きるリスクがあります。生理の前後はケノンの使用は避けたほうが無難です。

 

生理が終わってから1週間ていどは間をおいてください。

 

 

ケノンが使えない部位は? デリケートゾーンや背中の産毛、ひげ脱毛は……?

家庭用脱毛器ケノンは、基本的にほぼ全身の脱毛に使用することができますが、メーカーで使用を推奨していない部位、効果が現れづらい部位もあります。

 

デリケートゾーン

デリケートゾーンは、ビキニラインの部分は通常使用することができますが、IラインやOラインへの使用は推奨されていません。

 

背中

背中の産毛をきれいに処理して、肌をツルスベにケアしたい、というニーズは多いですね。

 

一般に、光脱毛はパワーが弱めなので産毛の脱毛は苦手とされていますが、ユーザーさんのレビューによると、ケノンの場合は産毛にメラニン色素があれば、あるていどの脱毛効果があるようです。

 

生えているのが見えるような産毛であればOK。光に透かさないとよく見えないような白っぽい産毛には効果がない、と考えてください。

 

ひげ

光脱毛は、どちらかというと太くてメラニン色素がしっかりしたムダ毛の処理を得意としています。これは、太いほうが光を集めやすく、高い熱が発生するためです。

 

ですが、男性のひげについては、思ったほど効果がないようです。メーカー側ではそうしたことは明記していないのですが、男性ユーザーの間には、あまり効果がなかった、という意見が多いです。

 

どうしてひげには効果が弱いのか、ひげ脱毛にケノンを使用する場合のコツなどにいては、記事のあとのほうであらためて紹介します。そちらもあわせてご覧ください。

 

その他、ケノンを使えない部位

眉毛やおでこのムダ毛、目の周りなどへのケノンの使用は厳禁です。

 

これは、ケノンの脱毛ライトが目に入るリスクがあるためです。目にライトが入ると、ムダ毛の場合と同じように瞳の黒い部分に反応して熱が発生し、その結果、目に火傷を負ってしまうのです。

 

小鼻から上の部位には使用しないようにしてください。

 

ケノンを使用できる部位

 

 

ユーザーの口コミを集めてみました。効果は? メリット・デメリットは?

実際にケノンでムダ毛処理をした方の声を集めました。いちばん気になるのは脱毛効果についての声ですよね。

 

ケノンの脱毛効果について

1、2回使用したときは、ほとんど変化は感じられませんでした。
2ヵ月くらい処理を続けた頃から、少しムダ毛が薄くなってきて、処理が楽になったように思います。

 

腕脱毛です。2〜3週間おきに処理していましたが、1年くらい経過したところでほぼ、目立たなくなりました。
それから、かみそりを使わなくなったせいか、肌の状態もきれいになりました。

 

3ヵ月ほど使用したところで面倒になり、しばらくサボっていたら、少し薄くなっていた毛が、また元の濃さに戻ってしまいました。
使用を再開したら、また順調に薄くなっています。今度は休まずに続けます。ちなみに、すね毛脱毛です。

 

1回、2回の使用では変化がなかったものの、半年から1年くらい使用したら効果を実感できた、という声が多かったですね。

 

光脱毛は脱毛効果に個人差が大きいという性質があるのですが、ケノンは効果があった、という声が多いように感じられます。

 

ただし、上の口コミにあったように、使用にブランクが空くと、毛根が復活してしまいます。コンスタントに使用を続けるのがポイントのようですね。

 

 

ケノン、ここがいい!

カートリッジの照射口が大きくデザインされているのはよいです。効率がぜんぜん違います!
連射モードで、ショットが速いのもうれしいですね。

 

ディスプレイにショットの残り回数が毎回表示されるのが高ポイントです。
あとどのくらい使えるのかがひと目でわかるので、安心感があります。

 

全体に音が静か。ファンの音も小さいし、操作の電子音も小さくできるので、時間を気にせず使えます。

 

家庭用脱毛器を購入する方は、腕、足、背中など、広い範囲を処理したいという方が多いので、照射口が大きくてどんどん処理できる、というのやはりはユーザーに高評価です。

 

ショットの残り回数表示も評判がよいですね。

 

光脱毛器はカートリッジの使用回数に上限があり、あるていど使うと買い換える必要があります。

 

でも、何回ショットを打ったかはいちいち数えていられませんよね。しかも、高パワーで打った場合と低パワーで打った場合では、使用可能回数が変わってくるという面倒さがあります。

 

ケノンは本体で回数を管理してくれます。ショットの強さごとの残数もきちんと計算してくれますから、残りにハラハラしながら処理することもなくなりますね。

 

 

ケノン、ここはちょっと……

ひげ脱毛に関しては、個人差がかなり大きいのではないでしょうか。薄くなった、というレビューもありましたが、自分はほとんど変化がありませんでした。

 

痛みが苦手なので連射モードにしていますが、6連射にすると最後のほうはやっぱり痛いです。

 

 

ケノンのひげ脱毛を考える。効果が低いのはなぜ? 使用のコツは?

上の口コミでもあったように、ケノンは男性のひげ脱毛はあまり得意ではありません。効果がなかった、というユーザーの方が多いですね。

 

なぜ、ケノンはひげに効きづらいのか?

ひげはほかの部位と違って毛根が深くなっており、これが、光脱毛が効きづらい、いちばんの要因になっているようです。

 

光脱毛やレーザー脱毛では、ムダ毛を作っている毛根のいちばん下の部分を熱処理することで、脱毛させたり、ムダ毛を生えづらくします。しかし毛穴が深いと、肝心の毛根部までライトが充分に届かないのです。

 

光は、波長が長いほど深部まで浸透します。ひげの毛根に届くために必要な波長は、800nm〜1,000nmていど。レーザーでは、ダイオードレーザーまたはYAGレーザーの波長が該当します。

 

ケノンの脱毛ライトの波長は、650nm〜1,200nmです。上記の、ひげに適した波長をきちんと含んでいるようですが、光脱毛はライトのパワーが低すぎるのです。

 

そのため、せっかく適切な波長を含んでいても、低パワーのおかげで、やっぱりひげの毛根には熱が届かない、ということなのです。

 

 

それでもケノンでひげ脱毛したい。対策はあるの?

男性ユーザーさんの口コミによると、抑毛効果のあるイソフラボンと併用することで、ひげを薄くする効果が期待できるそうです。イソフラボンは擬似女性ホルモン成分で、大豆に豊富に含まれています。

 

ひげの生成は男性ホルモンがつかさどっています。そのため、女性ホルモンと同じ効果を持つイソフラボンを摂取することで、ひげの生成を抑えることができます。

 

ケノンであるていどひげを弱らせておき、さらにイソフラボンで男性ホルモンの働きを抑えて、ひげを生えづらくしていく、という仕組みです。

 

イソフラボンは、抑毛ローションもありますし、サプリメントで摂ってもよいでしょう。大豆由来のプロティンでもいいですね。

 

イソフラボンを摂ったからといって体つきや顔つきが女性っぽくなる、ということはないので、安心してください。ただ、筋トレしている方の場合は、筋肉が増加しづらくなる、という副作用はあるようです。

 

 

ケノンの美顔機能について徹底解説

ケノンは、脱毛器として使える以外に、美顔器としても使うことができます。

 

使い方は、ハンドピースのカートリッジを、脱毛用から美顔用につけかえて、気になる部分にライトを照射するだけ。脱毛器のときと使い方は同じと考えてかまいません。

 

 

注意点や使用頻度、効果は?

注意点

基本的なシステムは脱毛器と一緒で、肌に熱を与えることで施術します。そのため、いちばん注意する必要があるのは火傷です。

 

日焼けや黒ずみのある部分、ほくろ、そばかすに照射すると火傷のリスクがありますし、重ね打ちも肌が熱せられすぎて危険です。

 

また、目に入ると目が火傷を負いますから、顔の上部には使わないようにしましょう。

 

使用前に患部をよく冷やしておくことで、火傷の予防になります。

 

使用頻度は?

週1回ていどが、適切な使用頻度です。頻繁に使うと、熱によるダメージのほうが大きくなって、逆に肌荒れの原因になります。

 

効果は?

効果があった、という声は多いですね。

 

週1回のペースで1〜2ヵ月ていど使用するうちに、肌に潤いが戻った、ほうれい線が薄くなったなど、何らかの変化を感じる方が多いようです。

 

 

ケノンの美顔器は、こんな仕組みです

脱毛に使用される白色光がメラニン色素に反応して熱を発生させるのは、すでに解説したとおりです。

 

でも、白熱光はメラニン色素のほかに、水と、血液中のヘモグロビンにも、同じように反応するのです。そのため、肌に照射すると、肌の水分や血液が温められて患部の血行がうながされます。

 

血行がよくなると肌には多くの水分や栄養が運ばれますから、肌のターンオーバーが促進される、血色がよくなる、肌が保湿されるといった、美肌効果を得ることができるわけです。

 

脱毛用のライトも肌を温める作用はありますが、美肌用のカートリッジは、血行に働きかけやすいように、照射する光の波長が調整されています。

 

美肌マッサージや、血行促進効果のある美容クリームがありますよね。同じことをライトを使って行ってくれるのが、ケノンの美顔機能なのです。

 

ケノンのライトはメラニン色素のほか、水分と血液にも働きかける

 

ケノンの美顔機能の仕組み

 

 

ケノンを購入する

ケノンの基本スペック

サイズ / 重量

縦215mm × 横290mm × 高さ90mm
/ 約1.6kg(本体)、120g(ハンドピース)

照射範囲 20mm × 35mm(標準カートリッジの場合)
出力調節 10段階
連続照射 シングルショット/3連射/6連射
別売カートリッジ(照射範囲)

エクストララージ(25mm× 37mm)
ストロング(15mm× 30mm)
スキンケア(15mm× 30mm)

電源 コンセント
セット内容 本体、カートリッジ(脱毛ラージ)、サングラス、電源コード、クーリングパック、取扱説明書
保証期間 1年間

 

以前販売されていたスリムカートリッジ、ひげ用カートリッジは、現在は販売終了しています。

 

カートリッジの種類
  • ラージ……ケノンに付属されているレギュラータイプ
  • エクストララージ……照射範囲の広いタイプ。背中など広範囲の脱毛に
  • ストロング……照射範囲を縮小して1ショットのパワーを強化したタイプ
  • スキンケア……美顔ケア用

 

 

ケノン、どこで買うのがお得?

家庭用脱毛器ケノンのメーカー希望小売価格は、98,000円。脱毛器としてはかなり高額な価格ですから、できればなるべくお得に買いたいですよね。

 

公式ショップ、amazon、楽天市場で価格を比較してみました。

 

  価格 送料 ショップ 代引手数料  
64,800円 無料 amazon × 324円  
69,800円 0円 ケノン公式ショップ 無料  
69,800円 無料 エムロック楽天市場店 無料  

 

最安ショップはamazonでした。また、amazonの中古市場、マーケットプレイスでは、40,000円〜50,000円くらいの値段で、中古品も出品されています。

 

中古品といっても、中には箱が破損しただけで、基本的に未使用、という出品もあるので、チェックしてみてもよいと思います。

 

「ケノン」公式ショップは、価格はamazonに負けていますが、その代わり予備のカートリッジが1つ付属されています。

 

商品を購入して、レビューをショップのサイトに投稿すると、サービスのカートリッジがあらためて送られてくる、というシステムです。お得ですが、少し面倒なサービスですね。

 

楽天市場もケノンのメーカー、エムロックの直営店なので、公式ショップと価格は同じです。ただ、セット内容が定期的に変わるらしく、たとえば予備カートリッジが1個増量になって、2個付属されることもあるようです。

 

 

長く使用するなら、コスパもチェックしよう

上のほうでも述べましたが、ケノンはカートリッジの使用回数に上限があり、定期的に買い換える必要があります。

 

消耗品であるカートリッジの使用回数の目安、つまり、どのくらいもつのか、買い換えるとすればどのくらいの値段になるのかも気になりますよね。

 

使用回数の目安

標準的なカートリッジの場合、

 

  • レベル1……16万発
  • レベル10……1万発

 

のショットが可能です。メーカーによると、1回の処理に必要なショットは、

 

  • ワキ(片方)……5〜10発
  • 両ひじ下……50〜60発
  • 両ひざ下……100〜200発

 

これらの部位を2週間に1回のペースで処理したとすると、1ヵ月で400〜600発、ショットを消費することになります。

 

カートリッジの価格
種類 価格
エクストララージ 9,800円
ラージ 7,700円
ストロング 9,800円
スキンケア 6,800円

 

カートリッジの場合は、amazonでは基本的に割引なし。

 

公式ショップは、ケノン本体とあわせて購入すると、カートリッジを割引価格で購入することができます。楽天市場店は、定期購入を申し込んだ方は、割引価格で購入ができます。

 

家庭用脱毛器は、ケノン以外にもいろいろあり、こちらのページで紹介しています。

 

値段や性能や効果もいろいろですので、ぜひ、家庭用脱毛器選びの参考にしてみてください。

 

おすすめの家庭用脱毛器はこちら